シンフォニーとの出会い
「アジア オーケストラ ウィーク」は2002年より、アジア太平洋地域から各国を代表するオーケストラを招き、彩り豊かな熱いサウンドをお届けしております。
日中平和友好条約締結40周年を迎える中国から経済発展著しい杭州市で活動している杭州フィルハーモニック管弦楽団が初来日、フィリピンから楽団創立45周年を迎えるフィリピン・フィルハーモニック管弦楽団が2度目の来日。躍進する母国を体現するようなサウンドを放つオーケストラの登場です。
東京公演 東京オペラシティ コンサートホール アクセス
10.6Sat
14:00開演
フィリピン・フィルハーモニック管弦楽団 Philippine Philharmonic Orchestra
10.7Sun
14:00開演
杭州フィルハーモニック管弦楽団 Hangzhou Philharmonic Orchestra
久慈公演 ─東日本大震災復興祈念─ 久慈市文化会館 アンバーホール アクセス
合同演奏会
10.4Thu
18:30開演
(18:00開場)
フィリピン・フィルハーモニック管弦楽団 Philippine Philharmonic Orchestra
合同演奏
- 指揮/福村芳一 Conductor / Yoshikazu Fukumura
- ブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68Brahms / Symphony No. 1 in C minor, op. 68
チケット 好評発売中!
東京公演
料金
※全席指定、税込 |
各1回券
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チケット取扱 |
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久慈公演
料金
※全席指定、税込 |
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チケット取扱 |
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※コンサートは小学生からご入場いただけます。
※やむを得ない事情により曲目、出演者等が変更となる場合がございます。
プロフィール
群馬交響楽団 Gunma Symphony Orchestra
1945年戦後の荒廃の中で文化を通した復興を目指して創立。1955年、「群響」をモデルに制作された映画「ここに泉あり」が公開され、全国的に注目を集めた。1947年から始めた移動音楽教室は、2017年度までに延べ634万人を超える児童・生徒が鑑賞し群馬県の文化の象徴として県民から幅広く支持されている。2014年に定期演奏会が500回を数え、2015年に創立70周年を迎えた。現在、大友直人音楽監督のもと、定期演奏会、移動音楽教室をはじめ幅広い音楽活動を展開している。
指揮/大友直人 音楽監督 Conductor / Naoto Otomo
群馬交響楽団音楽監督、東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督。また、2004年から8年間にわたり、東京文化会館の初代音楽監督を務めた。在京オーケストラの定期演奏会にとどまらず、これまでにコロラド交響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団などに招かれ、欧米での活躍にも大きな期待が寄せられている。オペラにも力を入れており、2006年8月にプッチーニ音楽祭にて三枝成彰作曲「Jr. バタフライ」、2014年1月に千住明作曲新作オペラ「滝の白糸」等を指揮し高い評価を得ている。近年では教育的活動にも力を注ぎ、国際音楽セミナー「ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン」を盟友である指揮者A.ギルバートと毎年開催するなど活動を行っている。2000年第8回渡邉暁雄音楽基金音楽賞、2008年第7回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。
フィリピン・フィルハーモニック管弦楽団 Philippine Philharmonic Orchestra
今年、創立45周年を迎え、アジア太平洋地域でもトップの音楽集団として広く認められている。1973年5月15日に国立フィリピン文化センターの付属オーケストラとして創設。同センターで演奏するアーティストの伴奏を目的としていた。1979年当時のファーストレディ、イメルダ・マルコスがオーケストラの再編を依頼。「世界の第一線で活躍する楽団を目指す」という新たなビジョンのもと現在のフィリピン・フィルハーモニック管弦楽団が誕生。以後世界的な指揮者、演奏家と共演。2001年欧州ツアーにて好評を博す。フィリピン人作曲家の作品、同国初演の作品の紹介に余念がなく、コミュニティでの演奏活動も活発に行い音楽鑑賞の促進に努めている。2016年のシーズンより音楽監督に福村芳一が就任している。アジア オーケストラ ウィークの初回2002年に参加し初来日。16年ぶりの来日となる。
指揮/福村芳一 音楽監督 Conductor / Yoshikazu Fukumura
1946年生まれ。桐朋学園で作曲、指揮を学ぶ。ローマのサンタ・チェチリア音楽院で指揮をフランコ・フェラーラに、作曲をヤコボ・ナポリに師事した。1976年ジョン・プレイヤー国際指揮者コンクール(イギリス)第2位。福村は早い時期から日本で指揮者としての地位を確立、40年以上にわたり、アジア、ラテン・アメリカの数多くのオーケストラを指揮してきた。東京バレエ団、京都市交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、宮城フィルハーモニー管弦楽団(現、仙台フィル)の指揮者、常任指揮者を歴任。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団、ベネズエラ国立交響楽団、サン・パウロ交響楽団、上海交響楽団、シンガポール交響楽団等、世界中のオーケストラで客演。2016年よりフィリピン・フィルハーモニック管弦楽団音楽監督。
ギター/荘村清志(東京公演) Guitar / Kiyoshi Shomura
9歳からギターを始める。1963年に来日した巨匠ナルシソ・イエペスに認められ翌年スペインに渡り師事。1967年、68年に欧州各地でリサイタルを行い、69年の日本デビュー・リサイタルで「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得た。71年には北米各地で28回もの公演を開き、国際的評価を確実なものにする。リサイタルや日本の主要オーケストラとの共演のほか、テレビ出演も多く、長く日本ギター界の第一人者として活躍している。現在、東京音楽大学客員教授。
ヴァイオリン/五嶋 龍(久慈公演) Violin / Ryu Goto
ニューヨーク生まれ。7歳でパシフィック・ミュージック・フェスティバルにおいて、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を演奏しデビューを飾った。その後、日本国内のオーケストラはもとよりワシントン・ナショナル交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、シドニー交響楽団等世界の著名オーケストラと共演。指揮者ではレナード・スラットキン、ファビオ・ルイジ等と共演する。教育活動、国際文化交流、社会貢献にも積極的に取り組む。使用楽器は日本音楽財団より貸与された1722年製のストラディバリウス「ジュピター」。ハーバード大学(物理学専攻)卒業。ニューヨーク在住。
杭州フィルハーモニック管弦楽団 Hangzhou Philharmonic Orchestra
2009年4月20日に杭州市に創設された。その活動はオペラ、バレエ、映画音楽にまで及び、多彩な活動は中国でもっとも活動的なオーケストラの一つとして、注目されている。音楽監督・首席指揮者は創設以来、楊洋(ヤン・ヤン)が就任している。2016年9月に開催されたG20サミットで演奏を披露し、各国首脳を魅了したほか、昨2017年6月から7月にかけて21日間開催された杭州国際音楽祭では中心的な団体として、音楽祭のコーディネートを行うなど、演奏以外でも、その存在を知らしめた。これまで指揮者には世界的なマエストロを定期的に招聘し、ウラジミール・フェドセーエフ, P.ヤルヴィ、チョン・ミョンフン、ズービン・メータ等と共演、ソリストには五嶋みどり、五嶋龍、バリー・ダグラス、その他多数の世界的な音楽家と共演し、演奏力の高さが評判となっている。2018年4月にアテネ、ローマ、ソフィアなど欧州ツアーを行い好評を博す。
指揮/ヤン・ヤン(楊 洋) 音楽監督 Conductor / Yang Yang
音楽一家に生まれたヤン・ヤンは中央音楽院で指揮を学ぶ。2006年には中国人として初の快挙となるディミトリ・ミトロプーロス国際指揮者コンクールで優勝。その後、国内外の主要オーケストラ、オペラで手腕を発揮。中国で最も多忙な若手指揮者として活躍している。2009年の杭州フィルハーモニック管弦楽団創設に尽力した。現在、中央歌劇院音楽監督を兼任。中国を代表する指揮者として今後最も期待される指揮者。
ヴァイオリン/ニン・フェン(宁 峰) Violin / Ning Feng
中国を代表するヴァイオリニスト。詩的で情感豊かな透明感のある演奏が高度な技術の裏づけと相まって国際的に高い評価を得ている。王立音楽アカデミー(ロンドン)で学び、ハノーファー、エリザベート王妃、ユーディ・メニューイン各国際ヴァイオリン・コンクール入賞。2006年パガニーニ国際コンクール第1位。ロサンゼルス・フィルハーモニック、フランクフルト放送交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、広州交響楽団など多数のオーケストラとの共演を重ねる。2017年4月香港フィルハーモニー管弦楽団の日本公演に出演。バルトーク「ヴァイオリン協奏曲第2番」では輝かしい音色を響かせた。使用楽器は1721年製ストラディヴァリウス「マクミラン」。
主催 | 文化庁芸術祭執行委員会 |
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共催 (久慈公演) |
久慈市教育委員会 |
後援 (久慈公演) |
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協力 |
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制作 | 公益社団法人日本オーケストラ連盟 |
お問合せ |
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