被災地への「音楽による心の復興」事業に対するご寄附のお願い
被災地への「音楽による心の復興」事業に対する |
公益社団法人日本オーケストラ連盟および加盟の全国のオーケストラでは6年前の「東日本大震災」をきっかけに被災地での「音楽による心の復興」に取り組み、「心の復興支援」に音楽の力が最も有効な手段であることを実証いたしました。
昨年も残念なことに「平成28年熊本地震」、「鳥取地震」と大きな災害が起きております。熊本では5月にボランティアの市民有志による「くまもと音楽復興支援100人委員会」が立ち上げられ、避難所でのコンサート等昨年末までに120回に及ぶ支援コンサートを実施されたと伺っています。これらのコンサートには九州交響楽団をはじめオーケストラ連盟加盟のオーケストラも取り組みました。
熊本を象徴する熊本城の完全な修復には20年の歳月がかかるともいわれています。この中、震災1年後の4月14日に熊本の「未来に一筋の光を灯す」こと「被災を受けられた方々の心の復興」を願い、マーラーの交響曲第2番「復活」のコンサートを市民有志の4団体が主催され実施されます。このコンサートには九州交響楽団が全面的に協力し、全国のオーケストラ連盟加盟団体からもボランティアで参加します。
災害からの復興には長い時間が必要となります。日本オーケストラ連盟は予期できぬ災害による被災地での、「音楽による心の復興」事業にこれからも積極的に取り組んでまいります。しかしながら奏者の移動等にかかる実費経費など多額な資金も必要となります。これまで、海外の演奏家からの浄財、国内の愛好家からのお預かりした浄財等で活動を賄ってまいりましたが、長い期間での支援事業には資金が不足してまいりました。
4月の熊本での「復活コンサート」を始め、被災地での「音楽による心の復興」事業継続ため、活動資金のご寄付を賜りますようお願い申し上げる次第です。お預かりした浄財で実施いたしました支援事業の詳細については日本オーケストラ連盟のホームページでご報告いたします。
皆様のご理解により、演奏会場の募金箱に篤志を賜りますこと重ねてお願い申し上げます。
公益社団法人日本オーケストラ連盟
理事長 児 玉 幸 治
三菱東京UFJ銀行
(コウエキシャダンホウジンニホンオーケストラレンメイ)