オーケストラの日2018@東京文化会館大ホールコンサート ヴァイオリン:イム・ジヨンさんのご紹介です♪
オーケストラの日2018 コンサート
2018年3月31日(土)14時開演 東京文化会館大ホール
オーケストラの日祝祭管弦楽団
曲目:チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:イム・ジヨン)
モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲
レスピーギ 交響詩「ローマの松」
イム・ジヨン JI YOUNG LIM
2015年ベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクールにて優勝。副賞として日本音楽財団よりストラディヴァリウス1708年製ヴァイオリン「ハギンス」を次期コンクール開催までの4年間貸与されている。1995年ソウルに生まれ、7歳でヴァイオリンを始めた。現在は韓国芸術総合学校(国立大学)にてキム・ナムユン教授に師事している。2013年ユーロアジア国際コンクールで優勝した他、インディアナポリス、モントリオール国際音楽コンクール、アンリ・マルトー国際ヴァイオリン・コンクール等、数々の国際コンクールにて入賞。これまでに日本、アメリカ、カナダの他、ドイツ、スイス等のヨーロッパ諸国でコンサートツアーを行っている。また、国際音楽祭にもたびたび招待され、マキシム・ヴェンゲーロフ、ジョエル・スミルノフ、原田幸一郎等、著名なヴァイオリニスト、指揮者との共演を重ねている。2015-16年シーズンは、ベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクールの企画による世界ツアーを行ったほか、NHK 交響楽団と共演した。2017年7月ワーナークラシックからモーツァルトとベートーベンのソナタを収録した初のCDがリリースされた。
写真:Rami Hyun
使用楽器:日本音楽財団保有
ストラディヴァリウス1708 年製ヴァイオリン「ハギンス」
Stradivarius 1708 Violin "Huggins"
このヴァイオリンはかつて、有名な楽器商ニコラス・ヴィヨームが所有していた。その後、イギリスの天文学者であるウィリアム・ハギンス卿(1824〜1910)が、1880 年頃ウィーンの皇帝からこの楽器を購入し、所有していたことから「ハギンス」と呼ばれている。色艶も鮮やかで保存状態に優れている。日本音楽財団は1997年よりベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門優勝者に副賞として次のコンクールまでこの楽器を貸与し、コンクールの発展と演奏家の技術向上に寄与している。
写真:S. Yokoyama