オーケストラの日2020
2020年3月31日(火) 東京文化会館<中止>

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止とさせて頂きました「オーケストラの日2020」ですが、プログラムを公開させて頂きます♪ ぜひご覧ください。

プログラムはこちらから↓

チケットの払い戻しにつきましてはこちらをご覧ください。

今回の件が落ち着きました暁には、皆さまにコンサートを楽しんで頂けますよう、全オーケストラが準備しております。引き続きのご愛顧をどうぞよろしくお願いいたします。

2020年3月30日
首都圏オーケストラの日実行委員会
公益社団法人日本オーケストラ連盟

主催 首都圏オーケストラの日実行委員会・公益社団法人日本オーケストラ連盟
東京・春・音楽祭実行委員会
助成 公益財団法人朝日新聞文化財団
公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション
協力 株式会社ヤマハミュージックジャパン
お問合せ 日本オーケストラ連盟
03-5610-7275
ウェブサイト

3月31日は「ミミにイチバン!」の語呂合わせで「オーケストラの日」です。全国のプロフェッショナル・オーケストラではオーケストラにもっともっと親しんで、楽しんで頂こうと、それぞれの地域で工夫を凝らした「オーケストラの日」を展開しています。今年の「オーケストラの日祝祭管弦楽団」はベートーヴェン・イヤー(生誕250年)のお祝い、お祭りを意識したプログラムになりました。ベートーヴェンの登場により急速に発展・開花したオーケストラ音楽。2020年「オーケストラの日」は、偉大なる作曲家への思いを込めてお届けします。

コンサート スケジュール

11:30 大ホール オーケストラメンバーによる0歳からのミニ・コンサート
15:00 ファンファーレ 大ホールロビー トランペット:小林好夫/只友佑季/伊藤由理枝
トロンボーン:菅貴登/三田博基
ムーレ(小林好夫編曲):「ファンファレ・シンフォニー」よりロンドとアリア
テレマン(小林好夫編曲):「英雄の音楽」より「勇気」
小ホール オーケストラ・プレイヤーによるリレーリサイタル 入場無料のリサイタルです!
第1ステージ
17:00~
ヴァイオリン:竹田詩織(東響)
ピアノ:守重結加
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
第2ステージ
17:30~
オーボエ:加瀬孝弘(東京フィル)
ピアノ:松岡亜希子
ピエルネ:セレナード
ピアソラ:「タンゴの歴史」よりボーデル(第1楽章)
サン=サーンス:オーボエソナタ
第3ステージ
18:00~
クラリネット:楠木慶(日本フィル)
ピアノ:馬場翔太郎
フィンジ:「5つのバガデル」より
フランセ:主題と変奏
19:00 大ホール コンサート
オーケストラの日祝祭管弦楽団

音楽による心の復興支援 ~募金のお願い~

日本オーケストラ連盟では加盟のオーケストラと共に心の復興支援活動として、被災地に音楽をお届けしております。2011年より開始したこの活動は東北3県のみならず、九州地方など、地域を限らず継続的に活動しております。当活動へのご理解を賜り、募金へのご協力を頂きますようお願い申し上げます。

  • NHK交響楽団
    創立1926年
    首席指揮者:パーヴォ・ヤルヴィ

    ウェブサイト

    NHKホールとサントリーホールで年に54回行う「定期公演」を活動の中心に、全国各地で年間約120回コンサートを行っています。また 「大河ドラマ」テーマ曲や「名曲アルバム」など放送のための演奏でも活躍しています。

    コンサートへ行ってみよう!
    明電舎 presents N響名曲コンサート 2020 2020年7月17日(金)19:00 開演 NHKホール
    指揮者 クラウス・マケラ
    チェロ ソル・ガベッタ
    曲目 エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 作品 85
    チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
  • 神奈川フィルハーモニー 管弦楽団
    創立:1970年
    常任指揮者:川瀬賢太郎

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    1970年に発足。神奈川県を中心に年間 200公演以上の演奏会を行っており、定期演奏会やバレエ・オペラのほか、子どものための音楽教 育事業への取り組みなどを通じて音楽、オーケストラの魅力を伝えています。2020年には創立50周年を迎えますます注目が集まっています。

    コンサートへ行ってみよう!
    定期演奏会みなとみらいシリーズ 第360回 2020年6月27日(土)14:00 開演 横浜みなとみらいホール
    指揮者 小泉和裕
    曲目 ベートーヴェン:交響曲第2番
    フランク:交響曲
  • 藝大フィルハーモニア 管弦楽団
    創立:1898年
    首席指揮者:高関 健

    東京藝大に所属するプロ・オーケストラで、定期演奏会、メサイア、第九、教育面では藝大生の演奏経験拡充に貢献しています。前身の東京音楽学校管弦楽団は、「運命」「第九」「悲愴」などを本邦初演してきました。

    コンサートへ行ってみよう!
    藝大フィルハーモニア管弦楽団 定期演奏会 2020年5月29日(金) 19:00開演 東京藝術大学奏楽堂
    指揮者 山下一史
    オーボエ 吉井瑞穂
    曲目 ペルト:ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌
    R.シュトラウス:オーボエ協奏曲 ニ長調
    チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 op.64
  • 新日本フィルハーモニー 交響楽団
    創立:1972年
    音楽監督:上岡敏之

    ウェブサイト

    1972 年小澤征爾のもと創立。97年より墨田区へ移転、同年オープ ンのすみだトリフォニーホールを本拠地とし、定期演奏会や特別演奏 会のほか、地域に根ざした演奏活動も特徴的。2016年9月より指揮者・上岡敏之が音楽監督を務めている。

    コンサートへ行ってみよう!
    定期演奏会ルビー〈アフタヌーン コンサート・シリーズ〉 2020年7月17日(金)/18日(土)14:00開演 すみだトリフォニーホール
    指揮者 上岡敏之(新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督)
    ピアノ アンヌ・ケフェレック
    曲目 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第 1 番 ハ長調 op.15
    シューベルト:交響曲第 8 番 ハ長調 D944「グレイト」
  • 千葉交響楽団
    創立:1985年
    音楽監督:山下一史

    ウェブサイト

    私たちは、千葉県唯一のプロオーケストラです。山下一史音楽監督のもと「おらがまちのオーケストラ」と県民に親しみをもっていただけるよう、県内各地で演奏会を開催しています。音楽鑑賞教室にも積極に取り組み、幼稚園から高等学校、特別支援学校に音楽のすばらしさを届けています。

    コンサートへ行ってみよう!
    第107回定期演奏会 2020年5月23日(土)14:00 開演 習志野文化ホール
    指揮者 山下一史
    サクソフォン 須川展也
    曲目 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
    ドビュッシー:アルト・サクソフォンと管弦楽のためのラプソディ
    ファジル・サイ:アルト・サクソフォンと管弦楽のためのバラード作品67
    ムソルグスキー/ラヴェル:組曲「展覧会の絵」
  • 東京交響楽団
    創立:1946年
    音楽監督:ジョナサン・ノット

    ウェブサイト

    川崎市フランチャイズオーケストラとして、ミューザ川崎シンフォニーホールを拠点として活動、新潟市、八王子市とも提携し地域活動・育成プログラムなどを積極的に展開。新国立劇場のレギュラーオーケストラ。「こども定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」も好評。

    コンサートへ行ってみよう!
    第679回 定期演奏会 2020年4月25日(土)18:00開演 サントリーホール
    指揮者 ジョナサン・ノット
    バス・バリトン ニール・デイヴィス
    曲目 藤倉大:海
    エルガー:エニグマ変奏曲 op.36
    ウォルトン:オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」〜バリトン独唱、混声合唱とオーケストラのためのカンタータ
  • 東京シティ・フィル ハーモニック管弦楽団
    創立:1975年
    常任指揮者:高関 健

    ウェブサイト

    1975年設立。常任指揮者に高関健、首席客演指揮者に藤岡幸夫、桂冠名誉指揮者に飯守泰次郎を擁する。年間100回を超える公演は、定期演奏会を柱にオペラ、バレエ公演、テレビ出演など多岐にわたる。1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、音楽文化の振興を目的とした活動を幅広く行っている。

    コンサートへ行ってみよう!
    第 335 回 定期演奏会 2020年6月26日(金)19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
    指揮者 藤岡幸夫
    チェロ 宮田大
    曲目 ディーリアス(フェンビー編):2つの水彩画
    吉松隆:チェロ協奏曲「ケンタウルス・ユニット」
    ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第2番「ロンドン交響曲」
  • 東京都交響楽団
    創立:1965年
    音楽監督:大野和士

    ウェブサイト

    東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立。定期演奏会を中心に、小中学生への音楽鑑賞教室、多摩・島しょ地域での訪問演奏や福祉施設での出張演奏など多彩な活動を展開。大野和士が音楽監督を務める。

    コンサートへ行ってみよう!
    第904回 定期演奏会Cシリーズ 2020年5月17日(日)14:00 開演(13:20 開場) 東京芸術劇場
    指揮者 小泉和裕
    曲目 ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21
    ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95《新世界より》
  • 東京ニューシティ 管弦楽団
    創立:1990年

    ウェブサイト

    定期演奏会、ファミリーコンサートなど主催公演のほかオペラ、バレエ、ポップスコンサート、レコーディングと幅広く活動しています。定期演奏会では、開演前の客席ロビーに於けるウェエルカムコンサートや、終演後のお見送りなど、お客さまとのふれあいを大切にし、親しみを持って頂けるオーケストラを目指しています。

    コンサートへ行ってみよう!
    第130回 定期演奏会 2020年5月9日(土)開演14:00 東京芸術劇場 コンサートホール
    指揮者 エーロ・レヒティマキ
    チェロ 長谷川陽子
    曲目 シベリウス:交響詩「ある伝説」作品 9
    コッコネン:チェロ協奏曲
    シベリウス:交響曲第6番ニ短調作品 104
    シベリウス:交響詩「フィンランディア」作品 26
  • 東京フィルハーモニー 交響楽団
    創立:1911年
    名誉音楽監督:チョン・ミョンフン

    ウェブサイト

    創立109年を迎えた日本で最も歴史の長いオーケストラです。メンバーは約130名。自主公演の他、オペラ・バレエでも演奏し、NHK『名曲アルバム』、テレビ朝日『題名のない音楽会』等の放送演奏でも活躍。4つの事業提携都市との地域連携も積極的に行っています。

    コンサートへ行ってみよう!
    第938回 オーチャード定期演奏会 2020年6月21日(日)15:00 開演 Bunkamura オーチャードホール
    指揮者 ミハイル・プレトニョフ(特別客演指揮者)
    曲目 シチェドリン:カルメン組曲
    チャイコフスキー:組曲第3番
  • 東京ユニバーサル・ フィルハーモニー管弦楽団
    創立:1973年
    常任指揮者:松岡究

    ウェブサイト

    ユニフィルは創設以来810万の子供たちに音楽の喜びを届けて来ました。又、定期演奏会等の自主公演、オペラ、バレエや多くの市民合唱団と共演。2018年12月に世界初演のミュオグラフィー交響曲の演奏会を開催しました。

    コンサートへ行ってみよう!
    第39回 定期演奏会 2020年11月3日(火・祝)13:30開演 大田区民ホール・アプリコ大ホール
    指揮者 松岡究
    ヴァイオリン 印田千裕
    チェロ 印田陽介
    ソプラノ 坂口裕子
    アルト 阪口直子
    テノール 澤崎一了
    バリトン 青山貴
    合唱 成城合唱団
    曲目 ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
    ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品 125
  • 日本フィルハーモニー 交響楽団
    創立:1956年
    首席指揮者:ピエタリ・インキネン

    ウェブサイト

    日本フィル(今年で創立64年)は、オーケストラ・コンサートの他、「ワークショップ(教育プログラム)」や「九州公演・杉並区等での室内楽(地域活動)」、「被災地支援活動(訪問回数260回以上)」にも力を入れています。

    コンサートへ行ってみよう!
    第386回 名曲コンサート 2020年5月31日(日)14:00 開演 サントリーホール
    指揮者 大植英次
    ヴァイオリン 郷古廉
    曲目 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
    マーラー:交響曲第1番《巨人》
  • 読売日本交響楽団
    創立:1962年
    常任指揮者:セバスティアン・ヴァイグレ

    ウェブサイト

    常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレ(2019年4月〜)
    1962年に読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立。サントリーホール、東京芸術劇場などで7つのシリーズを開催中。日本テレビの「読響シンフォニックライブ」の放送も親しまれています。

    コンサートへ行ってみよう!
    第598回 定期演奏会 2020年5月13日(水)19:00開演 サントリーホール
    指揮者 鈴木優人
    トランペット マティアス・ヘフス
    曲目

    シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D417「悲劇的」
    ベーメ:トランペット協奏曲 ヘ短調 作品18
    ベリオ:レンダリング〜シューベルトの未完の断片を用いて〜

大ホール 11:30 開演(10:50 開場 12:00 終演)

家族や友達と一緒に楽しもう!

〜名曲で世界を旅しよう!〜

  • ヨハン・シュトラウス
    トリッチ・トラッチ・ポルカ
  • クライスラー/中国の太鼓
  • 久石譲/さんぽ
  • 米津玄師/パプリカ
  • ハチャトゥリヤン/剣の舞
  • ファリャ/スペイン舞曲
  • モンティ/チャールダーシュ

またぞう(三又治彦) ヴァイオリン

弓や指を使って音を出すヴァイオリンという楽器を担当しているお兄さん。ヴァイオリンは弦楽器の中で、一番高い音を出すんだ。みんなが歌いたくなるようなメロディを弾いているよ。
お家にあったヴァイオリンが、盾と剣に見えて、かっこいいなと思ったのがきっかけで、3歳の時にヴァイオリンを始めたんだって。

宮城県出身。桐朋学園音楽部演奏学科卒業。2006年よりNHK交響楽団ヴァイオリン奏者。仲間と共に立ち上げたNPO法人ハマのJACKの理事長を務め、ファミリー向けの演奏会やワークショップを行うなど、多くの人が楽しめる音楽プロジェクトを多数企画している。

ハマのJACKHP

たっくん(石川達也) 打楽器

たたいたり、こすったり振ったりして音を出す楽器を担当しているお兄さん。曲のテンポを支えたり、雰囲気を盛り上げたりと、たくさんの役割を担っているんだ。
小学生5年生の時に、お祭りで山車に乗ってお囃子の太鼓をたたいたりしたことが打楽器との出会いなんだって。

新潟県出身。武蔵野音楽大学卒業。2002年よりNHK交響楽団、打楽器奏者。

しょうこお姉さん(柴田祥子) ピアノ

鍵盤を指で押して音を出すピアノという楽器を担当しているお姉さん。ピアノは、高い音から低い音まで、メロディからリズムまで、そして一度にたくさんの音を出すことができるんだ。今日も大活躍だよ。
お家にピアノがあって、お母さんとレッスンごっこをしたのが楽しくてピアノを始めたんだって。

三重県出身。桐朋学園大学音楽学部卒業。ソロ、伴奏、室内楽などの演奏活動を行うほか、後進の指導にもあたり、ハマのJACKのメンバーとして様々な活動を行っている。

よっしー(松井理史) コントラバス

ヴァイオリンの3倍、2メートルくらいの大きさがあるコントラバスという楽器を担当しているお兄さん。低く太い音出すコントラバスは、みんなを支える縁の下の力持ちだよ。幼稚園生の頃からピアノを習っていたけれど、背が高い!ということがきっかけで9歳からコントラバスを始めたんだって。

千葉県出身。桐朋学園大学卒業、同研究科修了。桐朋オーケストラ・アカデミーを修了。ATMアンサンブル、木村俊光氏等と共演。現在フリーの奏者として数々の演奏会で活躍するほか、レッスン講師・ハマのJACKメンバーとしても活動している。

大ホール 19:00 開演
(18:30 客席開場)

  • 指揮:角田鋼亮
  • コンサートマスター:西江辰郎

第1ヴァイオリン

  • 梶野絵奈(ユニフィル)
  • 河野由里恵(藝大フィル)
  • 小林玉紀(N響)
  • 高宮城凌(シティフィル)
  • 立岡百合恵(東響)
  • 中村朱見(ニューシティ)
  • 西江辰郎(新日本フィル)
  • 濱田彰子(神奈川フィル)
  • 舟山奏(静岡響)
  • 森岡ゆりあ(東響)
  • 横山和加子(都響)
  • 吉武由夏(シティフィル)

第2ヴァイオリン

  • 坂井みどり(東響)
  • 桜田悟(神奈川フィル)
  • 鈴木浩司(東響)
  • 坪井きらら(N響)
  • 浜田慶子(シティフィル)
  • 深谷まり(新日本フィル)
  • 升本理央(ニューシティ)
  • 松下蕗子(神奈川フィル)
  • 村津瑠紀(藝大フィル)
  • 横山俊朗(N響)
  • 渡邉みな子(東京フィル)

ヴィオラ

  • 浅川文(ニューシティ)
  • 安藤裕子(藝大フィル)
  • 小野聡(N響)
  • 佐藤裕子(シティフィル)
  • 須田祥子(東京フィル)
  • 多井千洋(東響)
  • 長谷川基(仙台フィル)
  • 春木英恵(千葉響)
  • 蛭海たづ子(東京フィル)
  • 矢浪礼子(新日本フィル)

チェロ

  • 門脇大樹(神奈川フィル)
  • 関根優子(ニューシティ)
  • 只野晋作(神奈川フィル)
  • 畑野誠司(シティフィル)
  • 矢野晶子(新日本フィル)
  • 山内俊輔(N響)

オーケストラの日2020 首都圏実行委員会

  • 実行委員長:桐原美砂(東響)
  • 副実行委員長:大久保里香(東京フィル)、高橋勇人(日本フィル)
  • 実行委員:内山弥生(N響)、小久保綾子(藝大フィル)、濱田正和(新日本フィル)、新藤毅(シティ・フィル)、 新堀大(都響)、青木勝弘(ニューシティ)、 宇佐美豊(ユニフィル)、松本伸二(千葉響)、根本峰男(読響)
  • インスペクター:新藤毅(シティ・フィル)
  • ライブラリアン:堀内英子(シティ・フィル)
  • ステージ(シティ・フィル):土屋秀仁、影山智章、金子覚、渡邉温子

コントラバス

  • 岡本義輝(東京フィル)
  • 篠崎和紀(ニューシティ)
  • 髙山健児(読響)
  • 林みどり(神奈川フィル)
  • 宮田周介(シティフィル)
  • 山崎実(シティフィル)
  • 𠮷田秀(N響)
  • 渡邉淳子(東響)

フルート

  • 梶川真歩(N響)
  • 片爪大輔(読響)
  • 竹山 愛(シティフィル)

オーボエ

  • 杉原由希子(日本フィル)
  • 鈴木純子(神奈川フィル)
  • 和久井 仁(N響)

クラリネット

  • 須東裕基(シティフィル)
  • 堂面宏起 (日本フィル)
  • 林直樹(東京フィル)
  • 三界秀実(都響)

ファゴット

  • 向後崇雄(都響)
  • 鈴木 一成(神奈川フィル)
  • 森田格(N響)

サックス

  • 齊藤健太(フリーランス)

ホルン

  • 庄司 雄大(藝大フィル)
  • 鈴木優(都響)

トランペット

  • 伊藤駿(都響)
  • 松山萌(東響)

トロンボーン

  • 住川佳祐(東響)
  • 山口 尚人 (新日本フィル)

チューバ

  • 佐藤潔(都響)

パーカッション

  • 安藤僚(フリーランス)
  • 粕谷友美(フリーランス)
  • 黒川正宏(シティフィル)
  • 松本祐二(シティフィル)

ピアノ

  • 森田由子(フリーランス)

ハープ

  • 奥田恭子(フリーランス)

オーケストラの日2020 首都圏実行委員会

  • 実行委員長:桐原美砂(東響)
  • 副実行委員長:大久保里香(東京フィル)、高橋勇人(日本フィル)
  • 実行委員:内山弥生(N響)、小久保綾子(藝大フィル)、濱田正和(新日本フィル)、新藤毅(シティ・フィル)、 新堀大(都響)、青木勝弘(ニューシティ)、 宇佐美豊(ユニフィル)、松本伸二(千葉響)、根本峰男(読響)
  • インスペクター:新藤毅(シティ・フィル)
  • ライブラリアン:堀内英子(シティ・フィル)
  • ステージ(シティ・フィル):土屋秀仁、影山智章、金子覚、渡邉温子

© Hikaru Hoshi

角田鋼亮 指揮

東京藝術大学大学院指揮科、ベルリン音楽大学国家演奏家資格課程修了。第4回カラヤン生誕100周年記念コンクール第2位。セントラル愛知交響楽団常任指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団および仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を務めている。いま日本で最も期待される若手指揮者の一人として活躍の場を拡げている。

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曲目解説

高坂はる香(音楽ライター)

数世紀にわたるクラシック音楽史のなかでも、特別な存在感を放つベートーヴェン。交響曲やソナタなどの古典的な楽曲の作風、さらには音楽家の生き方そのものにも革新をもたらし、後世に大きな影響を与えました。その革新的精神はもちろん、オーケストラ音楽の発展にも功績を残しています。その成果を見てとれる最たる分野が、9つの交響曲。1作ごとに前作を超える試みを行い、ホルンやトロンボーンなどの管楽器を積極的に取り入れたり、チェロやコントラバスといった低弦を活躍させたりと、当時はなかった方法で楽器の特性を際立たせました。一連の作品は交響曲の金字塔として、今も愛され続けています。

2020年はそんな楽聖の生誕250周年。ベートーヴェンで幕をあけるプログラムで、オーケストラ音楽の魅力を存分に味わいましょう。

ベートーヴェン
交響曲第7番 イ長調 Op.92

ドイツ、古典派の作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)。彼が最初の交響曲を作曲したのは1800年、20代後半から兆候のあった難聴が悪化しはじめた頃のことです。一時は絶望したベートーヴェンですが、強い精神力で苦難を乗り越え、56年の生涯で多くの傑作を生みました。交響曲第7番は、1811年、40代を迎えた頃に着手されました。全楽章で特徴的なリズムが用いられ、ワーグナーが“舞踏の聖化"と評したことも知られています。

第1楽章ポコ・ソステヌート–ヴィヴァーチェ。輝かしい序奏に続き、軽快な第1主題が現れ、その特徴的なリズムが一貫して用いられます。第2楽章アレグレットでは深刻な主題が変奏され、第3楽章プレストでは、活気ある音楽が戻ります。第4楽章アレグロ・コン・ブリオは、リズミカルな音楽が疾走し、熱狂的なフィナーレを迎えます。

チャイコフスキー
『眠りの森の美女』より
ワルツ

「眠りの森の美女」は、ロシアの作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840〜1893)の三大バレエのひとつで、「白鳥の湖」に続く2作目。サンクトペテルブルグの帝室劇場(現マリインスキー劇場)総裁の依頼により、フランスの詩人、シャルル・ペローのおとぎ話に基づいて、1889年に書かれました。物語は、邪悪な妖精の呪いで眠りについたオーロラ姫が、100年後、王子の口づけで目覚め、二人は結ばれるというもの。名旋律があふれる楽曲の中でも特に親しまれている「ワルツ」は、オーロラ姫の16歳の誕生日の宴で、人々が花を手に踊る場面の音楽です。

ドヴォルザーク
『スラヴ舞曲集』より
op. 72-2、op. 46-1

チェコの作曲家、アントニン・ドヴォルザーク(1841〜1904)は、ブラームスから才能を見出され支援を受けたことが知られています。「スラヴ舞曲集」第1集は、ブラームスに紹介された出版社から、当時流行していたハンガリー舞曲集のような作品を書いて欲しいといわれ、1878年に作曲されました。すぐに人気を博したため続編が望まれるも、なかなか着手できずにいたドヴォルザークでしたが、1886年6月、突然着想を得て、わずか1ヶ月で第2集Op.72を書き上げました。

いずれも最初はピアノ連弾作品として書かれたのち、管弦楽版に編曲されました。本日は、それぞれ8曲からなる曲集のうち、op.72-2とop.46-1が演奏されます。

バーンスタイン
『ウェストサイド物語』より
シンフォニック・ダンス

アメリカで生まれ育った初の大指揮者として、また作曲家としてもその名を残した、レナード・バーンスタイン(1918〜1990)。交響曲や宗教作品も多く書きましたが、初期はミュージカル曲で高い評価を得ました。代表作「ウエストサイド物語」は1957年の作で、シェイクスピア「ロミオとジュリエット」の20世紀アメリカ版といえるストーリー。ニューヨークを舞台に、ポーランド系のジェット団とプエルトリコ系のシャーク団という少年非行グループの抗争、元ジェット団のトニーと、シャーク団リーダーの妹マリアの悲恋が描かれます。ブロードウェイ・ミュージカルでの初演から高く評価され、ロングラン公演を経て映画化されました。

「シンフォニック・ダンス」は、ミュージカルのダンスナンバー等を集めて 1960年に完成された演奏会用組曲。「プロローグ」「サムウェア」「スケルツォ」「マンボ」「チャチャ」「出会いの場面」「クール〜フーガ」「ランブル」「フィナーレ」からなり、全曲続けて演奏されます。トニーが撃たれ、マリアと最後の言葉を交わし、息絶えて運ばれてゆくフィナーレで幕を閉じます。

東京の春の訪れを、音楽の媒介としたお祭りで祝うー
明治以来、日本における文化・藝術の集積地として発展を続けてきた上野公園を舞台に、桜の美しい時期に約1ヶ月にわたり開催する音楽祭です。オペラやオーケストラ、国内外一流アーティストによる室内楽をはじめとする演奏会から、街角で気軽に楽しめる音楽との出会いの場まで、200を越える演奏会を開催、様々な音色で東京の春の訪れを彩ります。

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